江戸時代の天保年間(1830~1844年)は飢饉や疫病が流行り、この地域でも多くの人々が亡くなったため、尼僧が地蔵を建てて供養した「二十三夜祭」が起源とされています。慰霊の祭りとして始まりましたが少しずつ形を変え、近郊の人々が田植えを終えた後の楽しみとなっていきました。
現在は町を上げての夏祭りとして開催され、ステージイベント、子どもみこし、みこし太鼓、やっさ踊り、武者行列、出店など多彩な催しが行われます。ステージで披露される「隆景音頭」は、三原城築城450年を記念して本郷町観光協会が作ったもの。また、三原の夏の夜空を彩る最初の花火大会であり、毎年西暦と同じ数の花火が打ち上げられ(2019年は2019発)、祭りのフィナーレを飾ります。
祭り名称 | 沼田本郷夏祭り |
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開催時期 | 2020年 中止 |
開催場所 | 三原市役所本郷支所駐車場(メーン会場) |
参加者数 | 約25,000人 |
参加条件 | 観覧無料 |
主催 | 沼田本郷夏まつり実行委員会 |
問い合わせ | 0848-86-5717(沼田本郷夏まつり実行委員会) |
アクセス | JR本郷駅から徒歩10分 |