三原やっさ祭りみはらやっさまつり

三原やっさ祭り
開催時期
2019年8月9日(金)~11日(日)
開催場所
三原駅周辺

約40万人の人出でにぎわう中国地方を代表する夏祭り。永禄10(1567年)、戦国時代の智将とうたわれた小早川隆景が、瀬戸内の水軍を統率するために、水・陸・交通の要地である備後の国・三原の湾内に浮かぶ小島をつないで海城を築きました。やっさ踊りは、この築城を祝って老若男女を問わず三味線・太鼓・笛などを打ちならし、祝酒に酔って思い思いの歌を口ずさみながら踊り出たのが始まりといわれ、以来、大衆の中に祝いごとは 「やっさ」に始まり「やっさ」に終わる習わしになったと伝えられています。また、その歌詞は、時代とともに移り変わり、近郷の地唄・はやり唄なども大きく影響。歌も身なりも変化し、踊り方も型にとらわれることなく、賑やかにはやしをとり入れて踊るようになり、はやしことばが「やっさ、やっさ」と声をかけられるところから、いつしかこの踊りをやっさ踊りと呼ぶようになりました。

やっさ踊りは、足の踊りといわれ、動きはあるが決まった踊りの型はなく、はやしのリズムにあわせ、各人各様におもしろく、気やすく踊れるところが魅力。三味線・鉦・太鼓・笛・四つ竹など賑やかなはやしと歌声にあわせ、思い思いの所作で自由奔放に踊る様は、見ている者もそのおもしろさに我を忘れて踊りたくなるものです。

祭りでは、踊りを中心にたくさんのイベントが開催されますが、注目は糸崎沖で打ち上げられる花火。今年のやっさ花火フェスタは、「星降る花火」のテーマのもと、大小様々な6,000発の花々を夜空に咲かせます。迫力ある大玉の打ち上げやミュージックスターマインが今回の見どころです。

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三原の夏の風物詩やっさ祭りのやっさ踊りに参加してみた!【前編】

三原の夏の風物詩やっさ祭りのやっさ踊りに参加してみた!【前編】

三原の夏の風物詩やっさ祭りのやっさ踊りに参加してみた!【前編】

毎年8月、三原が最も熱くなる祭り「三原やっさ祭り」が3日間にわたって開催されます。多彩なステージイベントや、三原の名物グルメが食べられる屋台の出店、約5千発の花火の打ち上げなど、見どころはたくさん!中でも最も盛り上がりを見せるのが、約7,000人の踊り手たちによる「やっさ踊り」です。

 

踊りの歴史は古く、戦国武将の小早川隆景が三原城を築城したときに三味線や太鼓を鳴らし、思い思いに歌を歌いながら踊って祝ったことが始まりといわれています。「やっさ、やっさ」と威勢の良い声を上げながら踊ることから、いつしか「やっさ踊り」と呼ばれるようになりました。

 

祭りでは、会社や学校、友達同士のグループなど、日頃から練習を重ねてきた踊り手たちが華麗な踊りを披露して、観客を魅了します。

実はこのやっさ踊り、当日飛び入り参加をすることも可能なんです!今回は、三原市の公式マスコットキャラクター「やっさだるマン」のそっくりさんを見つけるコンテスト「福顔コンテスト」で、見事グランプリを受賞した山田 明(やまだ あきら)さんが、飛び入り参加する様子を取材しました。それにしても山田さん、やっさだるマンにそっくりです。

参加の申し込みは当日、JR三原駅構内のうきしろロビー観光案内所で行います。改札口を出て徒歩約1分の距離、とても便利です。

費用は500円。支払いを済ませると、法被とはちまきを貸してくれます。準備はこれだけ。飛び入り参加を受け入れてくれるチームの1員となって、いざやっさ踊りの舞台へ。

飛び入り参加可能なチームに関してはやっさ祭りの公式HP(https://www.yassa.net/)で確認することができます。

山田さんは、「三原やっさ踊り保存会」のチームに参加させていただくことに。三原やっさ踊り保存会は、各地で行われるイベントなどに出演し、踊りを披露することで、やっさを広めている団体です。皆さんは月1回集まって、踊りの練習をしています。まさにやっさ踊りのプロの方々です!

 

踊りが始まる30分前、スタート地点に移動し順番を待ちます。やっさは前後のチームと2Mの間隔を空けて踊ります。踊り手が前方に、後方に三味線や太鼓、鉦(かね)、笛などの地方(じかた)が続き、チームをサポートする花車が最後尾につけます。先頭の踊り手は、チームの名前が入ったうちわを持つのが習わし。人一人分ほどもある、とても大きなうちわを持って踊るため、力自慢が担当することが一般的です。

待ち時間の間、山田さんは保存会のお母さん方に踊りの基本を教えていただくことに。足の運び方から手の動きまで丁寧に教えていただきました。踊りのポイントは「笑顔」!楽しそうに踊ることが大切です。踊りを教えてくだっさった方の中には今年還暦を迎える人も。山田さんが皆さんに美しさの秘訣(ひけつ)を聞くと、「踊ることで新陳代謝がよくなるから」と笑顔で答えてくださいました。「いつまでも若く美しいのは笑顔で楽しくやっさを踊っているからなんですね」と山田さんも納得した様子です。

 

保存会の皆さんや他の飛び入り参加の方々と練習したり、会話を楽しんだりしながら順番を待ちます。飛び入り参加する人の中には、家族連れや外国人観光客の人も。「踊っているのを見ていると、参加してみたくなった」と皆さん笑顔で話します。

(後編へ続く・・・!)

三原の夏の風物詩やっさ祭りのやっさ踊りに参加してみた!【後編】

三原の夏の風物詩やっさ祭りのやっさ踊りに参加してみた!【後編】

三原の夏の風物詩やっさ祭りのやっさ踊りに参加してみた!【後編】

ついに順番が回ってきました!練習の成果を発揮し、笑顔で踊る山田さん。沿道から応援する皆さんもつられて笑顔になります。踊りのコースは出発場所によって少し異なりますが、JR三原駅前を通り商店街をまわり駅の裏を通ってまた駅前へ戻ってくるといったコース。休憩をはさみながら約50分間皆で踊り歩きます。観客とのコミュニケーションも醍醐味の1つです。楽しそうに踊る踊り手を観客がうちわで扇いで応援。会場が1つになる瞬間です。

どんどん慣れてきた様子の山田さんは、休憩時間も保存会の皆さんと談笑して過ごします。

やっさ踊りのフィナーレは、全チームがJR三原駅のロータリーに集まって踊る「総踊り」。山田さんももちろん参加します!三原の夜に「やっさ」の掛け声が響きます。

祭りを終えた山田さん、「楽しかった!それしかなかったです」ととても清々しい表情です。

「踊って」「笑って」元気がもらえるやっさ祭り。来年はあなたも参加してみてはいかがでしょうか。

DATA

祭り名称 三原やっさ祭り
開催時期 2019年8月9日(金)~11日(日)
開催場所 三原駅周辺
参加者数 74人(踊る人数) 40数万人(来場者数)3日合計
参加条件 踊り(チームで事前登録、4000~2万円)
主催 三原やっさ祭り実行委員会
問い合わせ 0848-62-6155(三原やっさ祭り実行委員会事務局)
アクセス JR三原駅から徒歩すぐ、三原港から徒歩5分
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